お屠蘇(おとそ)って何?

今日の東京都江戸川区は朝から曇っていて、とても寒く感じます🥶お洗濯物は中々乾かず、大掃除をしていると足はキンキンに冷えてしまいますね😱
今日はお雑煮と紅白なますを仕込みました🤤着々と年末に向けての準備が進んでいます🎍

 

お正月に耳にする「お屠蘇」って聞いたことはあるけど、一体何なんだろう?少なくとも、私が小さい頃は祖母の家に行ったときにあったような気がするけど、口にした事はなかったし、よく覚えていなかったので「お屠蘇」が何なのか調べてみました🔍

 

お屠蘇とは

お屠蘇は一年の無病長寿を願い、正月に飲む特別なお酒です。地域によっては日本酒をお屠蘇代わりに用いる場合もありますが、本来その中身は通常の日本酒とは異なるようです。まずはお屠蘇がどういったお酒なのか、語源や歴史とともに詳しく紹介します。

お屠蘇の中身

お屠蘇は屠蘇散(とそさん)と呼ばれる5~10種類の生薬を配合したものを、日本酒やみりんに漬け込んだ薬草酒です。使用する日本酒やみりんによってアルコール度数は変化しますが、おおよそ15度前後だそうです。  

屠蘇散に使用されるものは、製造メーカーによって異なります。ですが、体に良い作用を持つものが調合されています。使用される材料のなかでも、一般的なものはこちらです。

  • 山椒(サンショウ):胃を健やかに整える
  • 陳皮(チンピ):血行を良くして冷えの改善が期待できる
  • 桂皮(ケイヒ)または肉桂(ニッケイ):発汗や解熱、整腸作用
  • 桔梗(キキョウ):去痰作用や鎮静、鎮痛作用
  • 八角(ハッカク):抗菌作用や健胃作用
  • 白朮(ビャクジュツ):健胃作用や利尿作用
  • 防風(ボウフウ):発汗や解熱作用、抗炎症作用

お屠蘇の語源

無病長寿を願って飲まれるお屠蘇ですが、その言葉の由来には諸説あります。「邪気を払い(屠る)、魂を蘇らせる」という説の他、「蘇」という名の悪鬼を屠る(ほふる)という説、さらに「屠殺」と「蘇生」つまり鬼邪気病を追い払って新たな魂を蘇らせるという説も。住んでいる地域や家庭により解釈は変わりますが、いずれも悪い物を屠って良い物を招き入れるという意味は共通しているようですね。

お屠蘇の歴史

日本にお屠蘇が伝わったのは平安時代と、長い歴史があります。始めは平安貴族の正月行事のひとつとして取り入れられたものでしたが、江戸時代になる頃にはさらなる広がりを見せ、次第に一般庶民の正月行事として定着していったそうです。もとは中国の三国時代の名医が、災難厄除けのために生薬を調合してお酒に浸して飲んだのが始まりと言われています。

地域によって中身が異なるお屠蘇

お屠蘇は製造者の違いだけではなく、地域によって中身が異なります。関西は日本酒やみりんと屠蘇散を合わせた物をお屠蘇と呼びますが、関東以北では日本酒をそのままお屠蘇として飲むことも珍しくありません。 また地元ならではのお酒に漬け込むところもあり、熊本では赤酒、鹿児島では黒酒が使われているようです。同じ日本とはいえ、地域によって違いがあるのもお屠蘇文化の大きな特徴ですね。

 

お屠蘇の飲み方

正月に飲むお屠蘇には、邪気を払って一年の健康を祈るという目的があり、通常の祝い酒とは異なります。そのためお屠蘇には他のお酒を飲む時とは違う、独自の作法が存在します。ここからは、お屠蘇を飲むタイミングや使う盃、基本的な作法など、お屠蘇の正しい飲み方について解説します。

お屠蘇を飲むタイミング

お屠蘇はお正月に飲むというイメージを持つ人が多いと思います。実は、お正月の三が日の間ではなく元旦(元日の午前中)の、おせちを食べる前に飲むのが正しいとされています。

お屠蘇に使う盃

屠蘇器という名のお屠蘇専用の器が存在し、これがお屠蘇の正式な杯です。屠蘇器は屠蘇台(とそだい)、盃台(さかずきだい)、盃(さかずき)、銚子(ちょうし)、銚子飾り(ちょうしかざり)から成り、高貴な色である朱塗り、もしくは黒塗りや白銀、錫などでつくられたお銚子と三段重ねにした朱塗りの盃でできています。ちなみに、結納や結婚式でも同じような屠蘇器を使いますが、その際の中身はお屠蘇ではなく日本酒です。家庭に屠蘇器がない場合、お正月にふさわしい酒器で代用することも可能です。

お屠蘇の基本的な作法

お屠蘇を飲む前に、元日の朝汲んだ、年明け最初の水「若水」で手を清めましょう。次に神棚や仏壇を拝みます。家族が揃い、新年の挨拶をすませたら、全員で東の方角を向きます。お屠蘇を注ぎ、年少者から年長者へと順番に飲みます。このとき、厄年の人は最後に飲むのがしきたりです。 これは、厄払いの力を分けてもらうという意味があります。
三段重ねの盃で1杯ずつ3回に分けて飲むのが正式な作法ですが、屠蘇器がなければ1つの盃に3回に分けて注ぎ、それを3回に分けて飲み干せば良いとされています。飲むときには、無病息災や長寿を願いながら「一人これ飲めば一家苦しみなく、一家これ飲めば一里病なし」と唱えるのがお屠蘇の正式な飲み方です。

地域や家庭によって作法が異なる

上記にて、お屠蘇の基本的な作法を紹介しましたが、地域や家庭によって飲み方は異なります。お屠蘇には、必ずしもこの飲み方が正解というものはありません。
基本的に、毒見を兼ねて年少者が最初に飲み年長者へと進める地域が多いなか、年配者が英知を若者に分け与えるため先に飲むというしきたりがある地域も。その他には、三段重ねの盃で3回に分けて1杯ずつ飲む代わりに、中盃のみを使い、略式で飲む家庭もあるようです。


現代では、神棚や仏壇のない家も多いと思います。昔ながらの作法や伝統を守る事ももちろん大事ですが、家族で仲良く楽しめる事が一番だと思いました。

 

誠に勝手ながら、以下の期間を年末年始の休業日とさせていただきます。

12月29日(金)~1月5日(金)

年明けの通常営業は1月6日(土)からとなります。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

 

本年も大変お世話になりました。来年もまた、よろしくお願い申し上げます🙇‍♀️
皆様、よいお年をお迎えください🐉

 

 


 

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