冬は要注意⚠ヒートショック⚠

久しぶりに朝から曇り空で寒い一日ですね🥶木曜日の時点で東京では今日、今シーズン初の雪が降るかもと言われていましたが、雪は降らずに夕方以降雨が降る予報になっていますね☔
今日は早めに愛犬のお散歩に行ってきました🐕

 

こうも寒いと冬に起こるトラブルが”ヒートショック”です。ここ数年テレビなどでも多く取り上げられているので皆さんも耳にしたことがあると思います。今日のブログではヒートショックについて書いていこうと思います。

 

【ヒートショック】とは

ヒートショックは”急激な温度変化で身体がダメージを受けること”を指します。大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こること【ヒートショック】と呼びます。具体的には、冬場における浴槽でのヒートショックが代表的です。血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離・心筋梗塞・脳梗塞などの病気が起こるので、油断できない現象と言えるでしょう。 なお、令和元年のデータでは交通事故による死亡者が約3,000人であったのに対し、ヒートショックに関連した死亡者数は4,900人となっています。ヒートショックは入浴中に亡くなる原因で最も多いので、特に65歳以上の高齢者は要注意です。

 

【ヒートショック】はなぜ起こる⁉

ヒートショックに伴って、浴場で溺死してしまう高齢者は多いです。具体的には、入浴中にヒートショックを起こしたことで、意識障害により浴槽に倒れて溺死するというパターンが挙げられます。

ヒートショックは家の中の温度差が原因で起こっており、真冬に暖かい部屋から気温が低い浴室やトイレに入った際などは要注意です。人間の体は、室温の急激な変化に対応するために、筋肉を震わせて熱を作りつつ血管を細くして体の熱を外に逃がさないように調節しています。血管が縮むと血液が流れにくくなり、その結果として血圧は急上昇しますが、浴槽に浸かることで血管が拡張して急激に低下してしまいます。
つまり、入浴中の血圧は大きく変動しがちなので、心筋梗塞・不整脈・脳梗塞・脳出血などを引き起こしやすいと言えるのです。

 

ヒートショックの対処法

ヒートショックを予防するための基本は、家の中の温度差をできるだけ少なくすることです。最近の家では、浴室に浴室換気暖房乾燥機があることも珍しくなくなってきましたが、築年数が経っている家だと暖房設備のない家もあります。ヒートショックの発生件数が多いお風呂場・浴室で身近なもので手軽にできる対策は以下の方法です。

  • 脱衣所に暖房器具を設置して、温度を上げておく
  • 浴槽の蓋を外す、暖かいシャワーをお風呂場内にまくなどして、お風呂場の室温も上げておく
  • 浴槽に入る前に、手足を洗ったり、暖かいシャワーを浴びるなど体の体温を上げる
  • 飲酒後の入浴は控える

 

いかがだったでしょうか?自分は大丈夫だろうと思わず、身近に起きている事なので、できる事から対策しましょう。持ち運べる暖房器具の設置や、浴槽の蓋はあけておくなど、簡単な事から対策してみて下さい😊