さいたま市緑区 積水ハウス屋上・ベランダ防水工事

今回はさいたま市緑区にて戸建積水ハウスの防水工事施工を紹介させていただきます。

ここ数日は梅雨時期なのに晴天が続いており夏を感じさせる陽気☀️となっていたので今回の現場は順調に作業が進みました。
最近は暑すぎて、空調服を着用がかかせません👷
梅雨が明けると人間にも建物にも非常に過酷なシーズンに入ります。真夏にはゲリラ豪雨など通常では考えられない程の大雨になる事もあります⛈️
今回は、そんな建物に過酷なシーズンに入る前に防水工事をおこなった戸建ハウスメーカー大手の積水ハウス防水工事の施工事例です。
弊社は元々ハウスメーカー旭化成ベーベルハウス専門業者として施工しておりました。

近年では、旭化成ベーベルハウス他、積水ハウス、パナホーム、トヨタホーム、ダイワホームなどのお客様からもご依頼があり施工させていただき、お客様からは大変ご好評いただいております🫡

ハウスメーカーはどのメーカーも独自の施工工法をもっていてマンションなど大規模修繕をバリバリ施工している業者様でもハウスメーカーは難しく、弊社にご依頼をいただく程に、癖がかなり強いのです。
防水以外の笠木やフェンスなども特殊な構造をしていて経験がない人では取外しすらできないようになっています。
ですが弊社は元ハウスメーカー専門としてやってきた経験と知識があるのでしっかりとしたお客様が安心していただける施工を可能としているのです。

 

まずは屋上の防水ですが既存防水は塩ビシート防水材料メーカーは、住べシート防水にて納められていました。
こちらも一般の業者では購入できない防水材となっています。(今となっては弊社でも入手不可)
ですが、近年どの防水メーカーも性能が非常に良くなり性能の面ではほとんど差がない程までになってきていますので安心して下さい。

 

今回弊社が使用するのは、マンション大規模修繕などでは有名で近年では新築ハウスメーカーにも使用されていて非常に信頼性のあるアーキヤマデ株式会社のリベットルーフを使用しました。

工法は機械式固定工法MIH-SW20とさせていただきました。
こちらの工法で使用されるリベットルーフSW2.0はALC下地にも対応可能な塩ビシートとなっていて、スタンダードグレードのSGM1.5や2.0はALC下地対応不可となっていますので注意が必要です。

塩ビシート防水は、対応できる下地も多く、アスファルト防水やウレタン防水、コンクリート下地、ALC下地、折板屋根など施工の幅が広がります。
耐候性にも優れていて通常施工であればメンテナンスフリーで10年の保証が得られます👏
ウレタン防水なども10年保証はでますが5年毎のトップコート塗り替えが必須となります(有償)

弊社は元ハウスメーカー直営店として長年施工をさせていただいていた経験と実績があります。
そろそろ防水工事を考えている、もちろんマンションなどの修繕工事もお任せ下さい。
オーナー様必見 施工品質は一級品! メーカーお見積りは高額で困る…😔
そんな時は株式会社翔和にお任せ下さい✨

 

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▼施工前▼

1.高圧洗浄
既存の汚れ、泥、苔などを高水圧にて洗浄しキレイな状態にしてから施工に入ります。

2.屋上フェンスの一時取外し
積水ハウスのフェンスは特殊構造になっているため経験がないと外れない上に壊れてしまい復旧が困難となってしまうので注意が必要です。

3.パラペットアルミ笠木取外し
フェンス同様、積水ハウスのアルミ笠木も特殊な構造になっていて経験がないとまず外せないし無理やり外そうとすると曲がってしまうので注意が必要です。

4.既存立上り不良部撤去・仮防水処理
今回は、アルミ笠木取外し後既存塩ビシートの浮きや剥がれがあった為不良部分は撤去し雨水からALC版を守るために水性エポキシ樹脂材(アサヒボンド工業(株) のレジアンダー  )を塗布し一時的な仮防水処理をさせていただきました。

5.立上り絶縁シート貼り・塩ビ鋼板固定①
今回は機械式固定工法なので既存塩ビシートと新規塩ビシートの間に緩衝材(絶縁シート)を貼りその上から塩ビ鋼板(FL鋼板)を下地にあったビスを選定し固定していきます。
この時しっかりビスの引き抜き強度がでていないと塩ビシートの伸縮に耐えられず塩ビ鋼板が浮いて(外れて)しまいますのでビスの選定とビスを固定する場所が重要となってくるので注意が必要です。

5.立上り絶縁シート貼り・塩ビ鋼板固定②

 

6.立上り塩ビシート張り
リベットルーフSW2.0をシワにならないように引っ張りながら溶着していきます。
今回は立上りも機械式固定工法なのでしっかりと張らないと台風などの暴風の際に抵抗をうけてしまう事になるので注意が必要です。

7.改修ドレン新設
塩ビシート用横型改修ドレンを新設します。この時ジャバラ部分が樋のエルボー部分より先まで入っている事を確認します。
ジャバラが奥までしっかり入っていないと雨水が逆流してくる可能性があるので注意が必要です。

 

8.平場部 絶縁シート貼り・IHディスク固定
床面清掃後に、絶縁シート(ポリエチレン繊維補強発泡シート)をシワにならないように貼り、IHディスクを固定していきます。翔和では近年異常気象にて起こる暴風などにも耐えられる用に外周部、一般部共に600×600にて固定しています。
ALC下地はコンクリート下地より引き抜き強度が弱いため、通常より多くIHディスクを固定し対風圧強度を高めています。
これによりIHディスク1枚あたりにかかる負担も減らせるため劣化による亀裂も防止しています。

9.平場部 塩ビシート張り
下地完成後、ブロワーなどを使用して十分に清掃を行います。
この時、小さなゴミも残らないよう注意します。下側から順番に塩ビシート(リベットルーフSW2.0)を仮敷していきます。
また、シート相互の重ね幅は45mm〜50mmとしシワにならないように引っ張りながら溶着し塩ビ鋼板(FL鋼板)と一体化させていきます。

★製品紹介★
リベットルーフの特徴として

■延焼しにくい素材
リベットルーフは自己消化性を持ち、近隣からの飛び火などにたいし延焼しにくい材料です。

■均一な仕上り
品質管理された工場において製造されているため、物性・寸法が一様で均一な厚みを持つ防水層が確保できます。

10.シート相互の溶着接合
塩ビシート(リベットルーフSW2.0)を塩ビ鋼板(FL鋼板)溶着接合後に、シート相互の溶着接合を行います。この時重ね幅は45〜50mmとし刷毛を使用して溶着剤を塗布して溶着接合を行います。
3枚重ね部分など溶着剤では接合できない部分は、熱風融着にて接合していきます。
3枚重ね部分は水道が発生しやすい箇所なので十分な知識と技術が必要となります。

11.IHディスクの誘導加熱接合
シート相互溶着後にアーキヤマデ(株) リベットルーフ専用の『誘導加熱装置』を用いてIHディスクとリベットルーフを接合していきます。
あらかじめ下地へ固定したIHディスク600×600ピッチを全て誘導加熱装置にて接合する事により台風時の強風にも対応できるシステムになっています。

12.FLシール処理
接合部分を熱風機(ライスター)にてチェックしたあとリベットルーフ接合断面部のFLシール(同素材の不定形シール材)を充填し保護します。断面部分には耐候性がないためしっかりと均一な充填が必要です。

13.フェンス柱脚部・塩ビシート張り
積水ハウスのフェンス柱脚は躯体に固定されているため脱着できません。専用のハット型成形塩ビシート(AY支柱カバー)にて処理していきます。
この際にも溶着剤を使用してリベットルーフと接合していきます。
接合後シート小口部分をステンレスバンドで固定しAYシールMS-1を充填しヘラで抑えます。
これにより雨水が柱脚部分から侵入することを防止します。

14.フェンス復旧・敷材復旧
塩ビシート施工後フェンスと敷材を復旧し施工完了です。

15.施工完了
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